世界経済

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サナエノミクス財政の根っこの考え方(2):世界各国の財政の歴史

前回は日本の財政について、過去の歴史を眺めてみました。今回は世界全体で見て、財政安定化、逆の不安定化のエピソードを抽出して、少し分析をしてみようと思います。特に高市財政が目指す「財政支出による経済成長を通じた債務安定化」、「金利<成長率のた...
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サナエノミクス財政の根っこの考え方(1):r<gなら財政破綻はない?

異例の高支持率で出発した高市政権。「台湾有事」でちょっと混乱していますが、経済運営の方針も少し見えてきたところ。総合経済対策パッケージには辛めの評価も目につきますが、かつての主張に比べると、かなり中道になってきた感じはします。今回は「サナエ...
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IMF WEO2025年10月版:日本はトランプ関税の影響をかなり回復したみたい

毎年2回、春と秋恒例のIMF世界経済見通し(WEO)が出ました。まぁ、毎回、そんなに劇的な修正がなされるわけではないのですが、今回も少し中身を見てみます。昨年秋バージョンはトランプ関税前、今年春バージョンは4月の相互関税後、今年秋バージョン...
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トランプ関税でインフレになるか?前回は中国は輸出価格を下げたようにも…

トランプ関税については色々な批判がありますが、その中でも「関税はインフレをもたらす」というものがあります。確かにトランプ関税はアメリカの輸入業者が支払うので、通常であれば関税分がそのまま消費者価格に上乗せされ、インフレ圧力となります。しかし...
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アメリカ歴代政権「最初の100日間」の成績表:やはりトランプは歴代ワーストかな

トランプ大統領の就任後、怒涛の100日間が過ぎました。伝統的には最初の100日間はメディアも批判を抑えると言われているようなのですが、さすがに今回は、そうはなっていません。お互いに罵倒しあっています。まぁ、個別の公約の実現状況など、私にはち...
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IMF WEO 2025年4月版:トランプ関税の世界経済へのコストは年間2兆ドル?

これまでトランプ政策を織り込まずに来たIMFの世界経済見通し(WEO)ですが、ようやくこれを反映したものが出ました。トランプは、関税で「アメリカの黄金時代が始まる」と大見得を切りましたが、IMFの見通しでは思ったようにプラスにはなっていない...
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世界各国による中国狙い撃ちの貿易措置…相互関税で今後は逆に向かうのか

トランプの相互関税のショックから、株式市場は少し持ち直しましたが、まだどれだけの修正がなされるのか不透明。長引けば実体経済への影響は避けられません。来週には出るIMFのWEOでの分析が楽しみです。さて以前、日米政府が採用する「対中貿易措置」...
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突っ込みどころ満載のトランプ相互関税の計算

トランプ相互関税の衝撃が止まりません。ついに4月9日には課税開始…と思ったら直後に中国を除き90日間の猶予と発表。株価も乱高下。猶予の発表前にトランプは「今が買い時だ!」とツイートするし、インサイダー取引で政権の誰かが捕まってくれないかと期...
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日米中相互間の貿易障壁

以前のポストで、トランプ関税の攻撃対象候補国として関税率の比較を見たのですが、トランプは関税だけでなく、各国の補助金や各種規制措置なども相互関税の対象としています。そこで、Global Trade Alertというところが出している各国の貿...
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トランプ関税の餌食になりそうな国~日本はお目こぼしにあずかってもいいはずだが

トランプ関税砲は、今のところ日本には飛来してきていませんが、自動車関税を4月からかけるとか、付加価値税も関税とみなすとか、非関税障壁にも報復関税だとか飛び交っている状況。ちゃんと狙い定めて絞り込んで発言しないと、そのうちみんな不感症になって...