政治・社会

参議院選挙結果をよく見ると、自民党は思ったほど悪くないポジションかも。一方、参政党は下手すると台風の目に?

参議院選挙は、大方の事前予想どおり、与党大敗、国民・参政の躍進という結果になりました。もう少しよく見ると、既存政党の凋落と新興政党の躍進という構図。その中でかなり明確に噴き出したのが、排外主義およびポピュリズム的な主張。何となくヨーロッパ諸...
投資・運用

「だから、おやめなさいと言ったのに」なんて言うのはおやめなさいと言ったのに

今年も上半期を過ぎました。トランプ政権の始動以降、相互関税の発表、イラン空爆、大型減税(+低所得者層切り捨て)法案の通過と、金融市場にもストレスがかかる6ヵ月でした。特に4月の相互関税発表時には株価も大きく下がり、NISA反対派の人たちは「...
政治・社会

日本にもポピュリズムの波が押し寄せてきているんだろうなぁ

先月には都議会選挙がありましたが、目立ったのは参政党の3議席獲得。参議院選挙でも、参政党に加えて日本保守党、また全く方向は逆ですが、れいわ新撰組の議席増が予想されています。彼らを「ポピュリズム政党」というと怒られるのかもしれませんが、近年の...
政治・社会

「幸せに歳とろう」という主張は有権者に響くか

参議院選挙が始まりました。自民党が2万円給付を公約にする一方、野党は軒並み消費税減税を訴えるという構図。そんな中、精神科医の和田秀樹氏が「幸齢党」というのを立ち上げました。私は決してこの党の支持者でも関係者でもないのですが、ちょっと関心を持...
投資・運用

年金繰り下げの効果を比較するため、内部収益率を計算してみた。

これまで老後2000万円問題のシミュレーション、Die with zeroの実践方法などを試算してきました。やはり年金繰り下げには、老後破綻防止、Die with zeroと整合的な消費可能額の引き上げに一定の効果がありそうでした。では仮に...
投資・運用

「Die with zero」の実践って、どうやればいいんだ?

少し前の記事で、老後資金計画のシミュレーションを行いました。ちょっと不必要にマニアックでしたが。ただ、問題はこれだけでは終わりません。平均的な家計の場合、ベースラインでは資金不足、しかし年金の繰り下げやNISA投資で少し安心という結果でした...
開発問題

今年もジェンダーギャップで叱られる日本。でも、もう少し深く考えてほしい点はある。

WEFによるジェンダーギャップ報告が公表され、毎年恒例ですが、関連の報道記事が頻出しました。記事を読むまでもなく、日本のランクの低さを嘆き、政策対応の遅さを嘆く記事だろうなと想定できます。以前もこの指標の課題については考えてみましたので、そ...
暇つぶし

生成AIはTACOを超えられるか?単に頭字語のことです。

今回は、データは全く関係ありません。完全に生成AIに乗っかっただけの「こたつ記事」です。思いつきで作業をしていて、単純に個人的に面白かったのです。トランプの政策がとっ散らかっている様子を描いて、最近人気の略語(頭字語)に「TACO」というの...
投資・運用

「老後2000万円問題」を少し真面目に(≒マニアックに)破綻確率など考えてみる

かつて騒がれた「老後2000万円問題」。さすがに出た直後のような衝撃はもうないのですが、ネットでは依然、この関連で「FPに相談してみた」的な記事を頻繁に見かけます。ただその種の記事を見ていて思うのは、資金計画の見通しにインフレの影響が考えら...
政治・社会

相続税の強化は世間的には許されない?

誰であっても税金を払うのは嫌なものです。減らせるなら、少しでも減らしたいというのが人情。そこに敢えて、相続税の課税強化ということを政治家が主張すれば、当然、反発を受けるでしょう。でも、本当に相続税を支払わなければならないのは、全体からすれば...